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IN tôsya 

silk Labo-3.png
Wrinkled Silk Fabrics Phone Wallpaper Inspirational Quote (Instagramの投稿(正方形)) (851 × 315 p

わたしたちはどこから来て、どこへ向かっていくのだろう。

縄文の時。もしかすると、もっと前からいた生命。

人間と共に生き、人間を魅了し、シルクロードを渡ったものたち。

 

日本では、天の虫、お蚕さんと呼ばれ大切にされてきた。

連環することで成していく、いのち。

 

お蚕さんという生命を通して、個体性を超越した種として生きることを思い出させてくれる。

 

シルクのことを知っていくことは、

わたしたちが生きていく羅針盤になるかもしれない。

 

人と共生しながら在るもの。

自然や農、暮らしと共にあるもの。

 

今までの養蚕、そしてこれからの養蚕。

 

シルクのこれからの可能性。

 

経(たて)糸は時空。横糸は人々の想い。

それらが交差して織りなす、

シルクを巡る伝承と叡智の物語が始まります。

 

 

silk labo & road

​ in tosya.

SCHEDULE

◆ 第1回 Silk labo & road

2022年11月2日(水)/ 3日(木・文化の日) * 同内容で開催

⇨両日ともに満席御礼ですが、数席ご用意可能です。

 前後で日程を増やすことも検討していますので、ご興味ある方はぜひお問合せください。

 

 第1回 silk labo in 透舎

 

11:00ー12:30 「養蚕の歴史を知る」講義

14:00ー15:30 真綿づくりワークショップ

 

講師: 塩野屋 服部創半 服部ゆかり

料金:5000円(1部or2部のみの参加3000円)

お昼ごはん希望者1500円

 

 

◆ 第2回 Silk labo & road

2022年12月6日(火)

 

11:00ー12:30 「養蚕信仰から考えるシルクのこれまでとこれから」講義

講師: 小澤茉莉(東京工業大学大学院:文化人類学専攻)

14:00ー15:30  真綿の草木染 -日本茜とクサギの実- と紬糸作りワークショップ

講師: 塩野屋 服部創半 服部ゆかり

料金:5000円(1部or2部のみの参加3000円)

お昼ごはん希望者1500円

 

 

◆ 第3回 Silk labo & road

2023年1月16日(月)

 

11:00ー12:30 「経糸と緯糸が織りなす、絹と機織りの世界」

14:00ー15:30 裂(さき)織りとマクラメ紐作りワークショップ

講師: 塩野屋 服部創半 服部ゆかり

 

料金:5000円(1部or2部のみの参加3000円)

お昼ごはん希望者1500円

 

 

 

 

Silk labo in 透舎は、前半が座学・後半がワークショップの2部式で開催されます。

お申し込みは、こちらまで。

https://ws.formzu.net/fgen/S710431704/

ー SILK LABO&ROAD 立ち上げにあたり ー

 

天の虫、蚕。

 

小さな小さな卵から生まれて、桑の葉を食べて大きくなっていく。

脱皮を繰り返し、やがて口から糸を吐き、繭を作る。

その繭は絹糸や真綿となり、絹の織物や衣となる。

 

一枚の着物には幾千ものお蚕さんの命が宿っているという。

 

私たちが今、手に取るシルクの服にも、そのような生命の連なりがあるだなんて信じられるだろうか。

 

シルクはその美しさだけでなく、人間の肌とほとんど同じタンパク質でできているため、肌への刺激が少なく、肌にやさしい。

 

蚕の生命は何千年も前から結われて、今がある。

 

かつては金に代わるような献上物で、シルクロードと呼ばれる交易の道がつくられるまでとなった。

絹糸作りは、日本の経済成長を支えた産業でもある。

シルクには、地域を超え、国境を越え、絹が人間を魅了してきた、ひとつの魔力のようなものさえ感じる。

 

日本では農業と隣り合わせに養蚕があって、お蚕さんを飼っていたよというお年寄りは少なくない。

人間は養蚕し、繭を出荷することを生業とし、蚕は自分の吐く糸により、種を繋ぎ続けることで、お互いに共生してきた。

 

シルクを眺めることは、時空や時間を超え、個体性さえも越えて、現代のわたしたちが

置き去りにした何か、“種(しゅ)”として生きることを思い出させてくれるような気がする。

 

ある視点に立つとまるで物事が違ってみえるように、世界を改めて認識していくような、そういった感覚を

呼び起こすひとつのきっかけとなっていく。

 

現在、日本における養蚕農家は年々減少している。

国産のシルクがなくなるという日も遠くはない未来なのかもしれない。

そんな中で、不思議と今、さまざまなアプローチでシルクの可能性に興味をもっている若い世代の人たちに出会うことが多い。

エシカルランジェリーの草木染めのシルク下着ブランド ”Liv:ra” 主宰の小森優美ちゃんも、そのひとりで、桑の葉畑と森作り、現代の養蚕の在り方を探る ”森を織る” という活動を今年から始めた。

 

みえない糸で操られるように、そのシルクの魅力に取りつかれて動かされている人々に出逢うのは、

もしかすると、種の存続の危機を感じたお蚕さんの仕業かもしれない。

 

私が今できることとして、silk laboを立ち上げることにしたとき、優美ちゃんが賛同してくれてこのプロジェクトを進めていくことになった。

 

私たちに養蚕のこと、シルクのことを伝えてくれているのは、「織道楽 塩野屋」は京都に14代続く織元の服部創半さんと、ゆかりさん夫妻。服部さんは、亀岡で自然栽培の農をしながら、桑畑作りから養蚕をし、また養蚕復活運動をしていて、幾つものシルクにまつわる技術を体験し学ぶ「シルクラボセミナー」を主宰している。

塩野屋さん達が伝承してきた、その叡智は素晴らしく、この透舎でのsilk labo&roadの指導をいただいている存在。

シルクについて辿り、探求することは、

神秘を発見すると共に、根源的な問いが生まれ、社会の在り方や問題をも考えることへも派生していく。

 

その道というのは、根っこは太く、生命の木のように無数の枝葉が広がっているように思う。

 

宇宙の大きなうねりの中、糸をたぐり寄せるように、私たちは今後のシルクの未来を紡ぎ織っていきたい。

Silk labo&roaddでは、日本における伝承と、現代の技術、どちらも尊重し、大切にしながら未来のsilk roadを歩みたい。

 

今、この時代の、私たちに何ができるか、一緒に感じ考え実験していくsilk labo&road。

同じ船に乗っていただける仲間たちを待っています。

 

                             透舎  吉井結弥

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